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ジュラシック・ビースト

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最凶獣?バーサス?人類?…だと?


【パーティⒶ】
ジャッキー(♀)…元娼婦。ギャングで元夫のTボーンが隠し持つ財産を横取りし
彼氏とランデブーにしけこもうと画策するファイナルゲスアバズレ女

ビーチ(♂)…金髪グラサンオヤジ。ジャッキーの彼氏らしい。Tボーンの金でジャッキーと暮らすべく土地と家を用意するが…


【パーティⒷ】
帽子の強盗…帽子を被った銀行強盗。グループのリーダーなのかやたら威張っているが車を自分で運転したりいざという時の判断が遅かったりと、統率を取る器ではない

元英雄の強盗…もともとTVドラマに出演しており、チヤホヤされていたが仕事が激減。妻に映画の仕事が決まったと嘘をついて銀行強盗に行くバカ野郎だ。過去に浮気をしていたバカ野郎だ。

元タレントの強盗エド…こちらももともと表舞台の人間。なんかイイヤツそう。以上。


【パーティⒸ】
ハゲの刑事…この映画のグッドサイドの主人公(だと思う)。クライマックスまで結構活躍するが、冒頭結構な鬼畜っぷりが発揮されている。

モジャの刑事…役立たず。




どうもこんにちは。ギターいぬです。

今回は、2015年制作にも関わらず、恐ろしく稚拙なストーリー展開と演出、俳優陣の演技がイヤというほど堪能できる恐竜パニックアクション大作『ジュラシック・ビースト』です!

あらすじは、上で紹介した3つのグループが最終的に一堂に介するんだけど、その合間合間で恐竜が出てきてワーキャーになるって話。

まぁいろいろ言いたいことはあるんですが、全部上げると30万文字くらいになりそうなんで割愛して、3つに絞ります。

まず一つ目が、

雑すぎるVFX

これはねぇ。なんでしょうねぇ。VFXと呼ぶのもイヤなレベルですね。

だって。コレですよ?

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ハリーハウゼンかよと。(もちろん、遠く及ばないけど)

もはや映像がふわふわしすぎててCGなのかストップモーションなのか区別がつかないレベルです。

かと思えば足元のカットはわかりやすくぬいぐるみだったり。努力の跡は見えますが、もうちょっとどうにかならんかった?


はい、次二つ目。

恐竜だよね?

恐竜って絶対的な存在感と圧倒的な恐怖で周りを絶望の淵に叩き落とすくらいの存在ですよね?

なのに、この作品の恐竜はとにかくセコい。物陰からこっそり忍び寄るのが基本スタンス。

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こんな大きいのに全然バレないし。

しかも、人を襲うときは必ず相手が一人になったときのみ。人間並みの知能があるのかな?と思うほど卑怯ではあるんだけど、やっぱり恐竜ですから、アゴのチカラはトンデモなく強い!

人体なんて簡単に真っ二つに噛み砕くし、冒頭では牛をひと飲みしてた。

それはいいんだけど、

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こんな思い切りの良い食べ方できる?


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そして、よく見るとちょっとかわいい。


んで、最後の3つ目。

これが個人的にはなかなか良いと思った点なんですけど、

ラストの胸糞の悪さです。



※ここから先、物語の核心を突く表現があります。未見の方は注意してね※



ジャッキーの性格の悪さが光ります。

まず、強盗たちが寝ている間に、彼らが盗んだ金を自分のものにしようと湖に沈めて隠す。しかも全額ときたもんだからタチが悪い。

そして、元タレントの強盗エドに色仕掛けで迫った挙句、恐竜に喰わせる。

んで、あろうことか、金の件もエドがやったと罪をなすりつけ。

とんだ性悪女なわけですが、被害者ヅラをするのがうまいのか、単純に刑事がアホなのか、

なんと最後まで死にません。

ハゲの刑事が片手を恐竜にかじられながらも、口の中に銃弾をブチ込んで相打ちという男気を見せてくれたのに、

ジャッキーは危険な目に一切遭わずに生還。

これ、めちゃくちゃムカついたんですよね。

正義の象徴である刑事がやられたのに、ジャッキーが絶対的な安全地帯でタナボタ的に生還。

まだジャッキーが善良な一般市民だったらこんな感情にはならなかったのでしょうが、とにかく性悪なもんだからさらに胸糞です。


しかもあろうことか、ジャッキーは様子を見に来たビーチの親友を利用して

強盗が盗んだ金を自分のものにしようと画策

して映画は終了。

どうでしょうか。この勧善懲悪のかの字もない展開は。ある意味斬新ではありますが、やっぱり観終わった後の爽やかさというか「あ~よかった」という気持ちがないのはちょっとこのジャンルの映画には珍しい気がします。

ジャッキーの身勝手さにばかり目が行きがちですが、他のヤツらもバカだわ役立たずだわでよりジャッキー無双(実際は何もしてないけど)が際立って炸裂します。

あ、この役立たずってのは恐竜も含めてですよ。

でなわけで総括としては全く楽しめなかったのですが、ある意味「厭な映画」として心に残り続けるのかもしれません…。
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.07 2019 ホラー(B級) comment(-) trackback0

おすすめ映画メディア 見つけました

どうもこんにちは、ギターいぬです。

最近は、なんでもかんでもサブスク、サブスクですね。

音楽はCDを買わずにサクッとサブスク。
マンガだって買わずにサブスク。
新聞や雑誌だってサブスクサブスク。


いい感じでゲシュタルト崩壊してしまうくらいに世間はサブスクで溢れています。

んで、私たち映画ファンにとっても当然サブスクの並みは押し寄せていています。

「Prime Video」だ「NETFLIX」だなんだかんだと各社しのぎを削っている状態。

まぁ、月額千円ちょっと、場合によっては数百円で利用できるわけですから、これだけ流行るのもうなずけますよね。

私も、知らないうちにほとんどDVDレンタルを利用する機会が減り、サブスクでサクッと見たい映画を探しています。

んが。

ここで問題というか、ちょっとした懸念が。

まぁラインナップが豪華すぎて、何を観ようか全然決まらない。

サブスクを利用している方は、こんな経験あるんじゃないでしょうか。私は5億回くらいあります。

何でも観れるということは、本当に観たいものを探すのに膨大な時間がかかるという弊害も生んでしまったのです。

そこで必要になってくるのが、それら膨大な映画の中から、
自分のお気に入りをサクッと見つけられるメディア。これです。

例えば、
「推しの俳優の過去作が観たい!でも、面白くない可能性もあるから、あらすじを読んで決めたいな…」
というときや

「○○って映画が職場で話題になっているけど、面白いかどうか、もうちょっと判断する材料が欲しい」
ということもあるでしょう。


そんなとき、私が最近利用しているのが、

MIHOシネマ

さんでございます‼

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こちら、10000人近くのフォロワーさんを誇る影山美穂さんという方が編集長をされている映画メディア。

MIHOシネマがすごいのは

・掲載している作品数がとにかく多い
・バリエーション豊かな検索方法
・作品解説が丁寧で細かい


というところにあります。


まず、掲載作品数。

これが圧巻の6600作品以上(2019-5-14現在)!!

めちゃくちゃ膨大でしょ?だから大手のサブスクで配信している作品は、しっかり網羅しています。

さらに、検索性能も充実。

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御覧のとおり、
・ジャンル別オススメ
・俳優別オススメ(海外、日本)
・公開中
・公開予定
・タイトル
・シリーズ
・映画祭


などから絞り込めるのはもちろん、
検索窓にダイレクトにワードを入力して検索することもできますよ。

なので、「観たい作品が決まっていないけど、ジャンルやシリーズから選びたい」ときや
「アカデミー賞ノミネートの作品の概要を詳しく知りたい」なんてときにもすごく便利なんです。

さらに極めつけは、作品解説が丁寧なところ。

監督、ランディングタイム、公開年、登場人物などの基本情報はもちろん、
各サブスクサービスでの配信状況まで記載されています。

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それに、あらすじは、起承転結まで詳細に解説。

時間がないという方は、あらすじをバーッと読んで観た気になってもいいくらい充実しています。

もちろん、公開中の作品に関してはネタバレなしという心遣いがなされているので、安心してサイトを閲覧できますよん。

私も、こちらであらすじをじっくり読んでしまうことも多々あり、サブスクが主流になった現代だからこそ、本当に活用できるメディアになっているんです。

皆さんも、観たい映画選びに迷ったときは、

MIHOシネマ

を活用してみてくださいね!

.14 2019 未分類 comment0 trackback0

平成映画ベスト10

どうも、ギターいぬです。

まもなく平成が終わり、新たな時代の幕開けです。

思えばこの31年、数多くの映画を観てきました。

あ、ごめんなさい。私は今35歳なので、31年も映画観てませんでした。そこは勢いってことで。

まぁでも、過去作が好きな私なので、平成よりも前の時代の映画を好んで観ることのほうが多かったかもしれません。

鑑賞した平成映画の本数も、全然多くはないですし、一般的な映画好きの方がマストで観る作品は観ていないことも多いです。

そんな中ではありますが、ひとつの時代が終わるということで、完全な独断で、平成映画ベスト10を発表したいと思います!

そうです!完全に映画秘宝に便乗していますどうぞよろしく!

あ、ちなみに順位付けはしていませんので、厳密にはベスト10というのは誤りですがそんなことはどうでもいいでしょうか。

一応、選考基準としては、自分の記憶に深く刻まれた上に、
その後の自分の人生のあらゆる場面で、何かと思い出す機会が多い。

そういう作品を選んでいます。

それではしばし、お付き合いくださいませ。




【ロック、ストック&トゥースモーキングバレルズ】(1998年・平成10年)

過去に書いた感想はこちら

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ひとことあらすじ…あっちでバタバタ、こっちでバタバタ…収集つくのかコレ⁉

好きなセリフ…「断る」


若きジェイソン・ステイサムの俳優デビュー作。

過去にも書いたんですが、この作品、とにかくセンスがいいんです。

セリフ回しやらキャラの個性やらが、いちいち尾を引くというか。

全編通して派手さはないものの、観終わった後は妙にアドレナリンが出まくっている感覚。

あまり情報入れずに観て欲しい作品です。

あ、アドレナリンって別に、ステイサムが出てるからってわけじゃないですよ。

うるさいよね、ごめんね。




【キック・アス】(2010年・平成22年)

過去に書いた感想はこちら

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ひとことあらすじ…特殊能力一切なしのヒーローがホントにヒーローに!

好きなセリフ…「腐れオ○○コども 腕前を見せてみな」


コスプレ幼女がFワードを連発しながら悪党をギャンギャンやっつけまくる爽快バイオレンス・ヒーローアクション。

面白いのは、登場人物すべて、自警団的なヒーローであって、全くお上から認められていないところ。

だから、資本力もないし、ヘタしたら逆に捕まります。

ただのオタクが妄想を現実にしてみたら以外と軌道に乗っちゃった!

という高いテンションで進んでいくのが見ていて気持ちいいです。

んで、素人が調子に乗ったところで痛い目を見るのは、
数年前の仮想通貨ブームの例を見ても明らかですよね。

そういう展開がしっかりと待っていて、
しかもキックアスはもちろん、クロエ演じるヒットガールまでボコボコにされるという

倫理観無視の展開もヌル味が一切なしで良いです。

でも、そこからは、ヒーローものではお馴染みの大逆転!ちゃんちゃん!

でシメますが、ズブの素人であり、ただの一般人であるからこそ、
感情移入もできるので、観終わった後のスプラッシュ感と言いますか、シュワッと爽やかな感覚は格別です。




【ショーン・オブ・ザ・デッド】(2004年・平成16年)

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ひとことあらすじ…ダメオトコのショーンがゾンビと戦う!それも渋々!

好きなセリフ…「犬は上を向ける」

個人的に最も好きな俳優さんがサイモン・ペッグなので、その辺で甘めの評価になっているところはあるかもしれませんが。

好きですね~この映画。

ゾンビへの愛がすごく感じられるのはもちろん、そこにこの作品ならではのバカバカしいスパイスが効いてる。

んで、日常と非日常の混ざり方が実に自然。

普通にいつも通りの生活をしたいのに、ゾンビが邪魔でそれができないもどかしさ。

危機感がない。いや、追い追い出てくるんだけど、そのペースがまぁゆるい。

銃社会のアメリカと違って、イギリスは武器もないから日用品で戦う…なんてのもお国柄が出ていて楽しいんですよ。

冒頭のショーンの身支度のカット割りとSEがいい感じにうざくて大好きです。




【ワールズエンド】(2014年・平成26年)

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ひとことあらすじ…世界を救う?いやいやそれよりパブ巡りでしょ!

好きなセリフ…「それもWTFだ」

先ほどの『ショーン・オブ・ザ・デッド』、そして『ホット・ファズ(感想はこちら)』に続く、エドガーライト監督「コルネット・トリロジー」の3作目。

酔っ払いのダメ親父と、そいつを取り巻く友達たちの思い出作りに、よくぞここまで壮大な話をマッシュアップしてくれた!

『ショーン~』と同様、日常と非日常がうまく混在してて、巻き込まれ系ながらもしっかりと信念を貫くゲイリーの姿がバカなんだけど感動的。

ラスボスの声をビル・ナイが担当しているんだけど、捨て台詞の「Fuck」がもうビル・ナイすぎてたまらんのです。




【SAW】(2004年・平成16年)


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ひとことあらすじ…命を粗末にしないとゲームさせちゃうマンが来るよ!

好きなセリフ…「それがルールだ」

低予算ながらも、その脚本の妙に多くの口コミが拡散。瞬く間に大ヒットとなったソリッド・シチュエーション・スリラー。

これ以降、ガンガン量産されることになるシリーズですが、やっぱりこの無印は格が違うと思います。

グロ描写も終盤の一か所を除いてほぼなく、きちんとストーリーに没頭できるし、そのおかげでしっかりラストを堪能できる。

あのラスト、当時は膝から崩れ落ちましたから。

刑事2人の友情物語(というほどではありませんが)も、続編では見られない真摯な姿勢が伝わるし、ちゃんとスリラーしてるところもいいです。




【ヒルズ・ハブ・アイズ】(2006年・平成18年)


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ひとことあらすじ…犬とメガネのリベンジストーリー!

好きなセリフ…「ビューティ!」

1977年制作『サランドラ』(感想はこちら)をリメイク。

私は、リメイク作品に納得することが少ないのですが、これはすごい。

奇形一家の気持ち悪さも、画面からあふれ出る嫌悪感も、何とも暑苦しさMAXの映像で表現。

直視できないほど凄惨な出来事が起こっているのに、画面からはまったく目が離せません。

主人公ダグのやるせない気持ちと、怒りに震える心情が観ているこちらにも伝わるのです。



【REC】(2007年・平成19年)

過去に書いた感想はこちら

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ひとことあらすじ…何があっても撮り続ける!カメラは止めない!

好きなセリフ…パブロ(カメラマン)の「シー!シー!シー!」

POV形式のスペイン・ホラー。まぁとにかく画面が揺れまくり、早口で巻き舌のスペイン語の乱射で観ているだけで疲れる作品ですが、面白さもキチンとセットになっていると思います。

POVならではの「振り返ったらジャジャーン!」もあるし、ワンシチュエーションという閉塞感も最高。

ラストのドキドキ感は相当で、思わず口に手を当てて息を殺しながら観てましたからね。

ちなみに、続編は悪魔要素、宿主要素、そもそもPOVじゃなくなる暴挙…など、どんどん違った方向に行くのですが、私はアリだと思います。




【カメラを止めるな!】(2017年・平成29年)

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ひとことあらすじ…だから、カメラは止めないって!

好きなセリフ…「見てるでしょうが!」

先ほどの『REC』同様、カメラは動きまくるわ、ギャーギャーうるさいわで、完全なB級テイストが溢れつつも、とにかく映画愛、作り手の愛が溢れた作品。

(ここからネタバレするので未見の方は注意)

個人的には、この作品のアツアツポイントは、
「ワンカット37分でゾンビ映画を撮ったこと」だと思っています。

劇中で日暮監督も「イヤイヤイヤww」と言っていたように、ワンカットでゾンビ映画を撮るって、めちゃめちゃ大変です。

メイクはもちろん、立ち位置・動き、血糊のかかり具合などなど…懸念材料は普通の長回しよりもはるかに多くなりますから。

しかもそれを、37分という長尺でチャレンジしたところ。

そして、劇中劇だからといって「実際に撮った体」ではなく、本当に・実際に撮っているところ。

これが作品全体の熱量をアップさせていると思うんです。

「ホントにワンカットで撮ってるよ」という感動がはじめにあるからこそ、後半の展開が活きてくる。

モノづくりの大変さ。そして、作り手は周りにどんなことを言われても、どんなハプニングがあっても自分の作品を作り上げるブレない姿勢が必要であることが伝わり、グッとくるんですよね。

ただのゾンビ映画ではないし、ただの種明かし映画でもない。

映画愛、というか映画作りへの愛がパンパンに詰まった作品です。




【アバウト・タイム~愛おしい時間について~】(2013年・平成25年)


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ひとことあらすじ…愛しいあの娘のため、何度でも時をかける!

好きなセリフ…「二回目のチャンスはないと思って人生を生きよう」

タイムトラベルとラブストーリーが融合した、何とも素敵なお話。

ちょうどこの作品が公開された頃、自分にも家族ができまして。

だもんで、いろいろなセリフのひとつひとつが本当に染みたんですよね。

例え、何度も人生をやり直せる能力があっても、避けられない最悪な出来事は起こる。起こってしまう。

つまり、やり直せる人生ってないし、今この瞬間はすごく貴重でかけがえのないもの。
一度きりの人生を悔いのないように生きよう。

文章にすると、ありきたりで偽善っぽくなっちゃいますが、
説教くさくならず、全編小気味よいセリフ回しで、ゆるゆると見せていくセンスは、リチャード・カーティスらしさが爆発しています。

まぁ、泣くよね。




【6歳のボクが大人になるまで】(2014年・平成26年)


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ひとことあらすじ…ボクの12年間、全部見せます

好きなセリフ…「がんばれ。人生は甘くない」

家族4人の成長を、12年もの間撮り続けたドラマ。

主人公メイソンが
6歳のクソガキから大人になるまでの12年間を、淡々と赤裸々に見せています。

この年代は、男であれば最もバカで最も後から振り返りたくない期間だと思いますが、人生や人格形成をするための大事な期間でもあります。

撮ってる期間が非常に長いし、そこまで大きな出来事も起こらないので、観ているほうもダレてくる…と思いきや、なぜだか家族の成長っぷりに引きこまれて見入ってしまいます。

で、映画が終わった後もメイソンの人生は続くわけで、当然ながら、観ている私たちも同じ。

この映画と同じように、特別なことってなかなか起こらないものの、
それに気づかせてくれ、特別なことがないからこそ大切なものが見えてくる。

そんな気持ちになる作品ですね。




いかがでしたでしょうか。以上がギターいぬ的平成映画ベスト10でした。

先ほども書きましたが、私は観る映画がすごく偏っているほうなので、
一般的な基準からは少しズレているかもしれません。

でも、それでいいと思うんですよね。映画ですから。

それぞれが好きな映画を語り合って、
「じゃあ観てみようかな」って思えることが素晴らしいと思います。

私にとってこの10本は、絶対に忘れられない作品として心に刻まれていますし、
これからも何度も観なおすと思います。

ジャンルも整合性がなくバラバラですが、オススメの10本です!

というわけで、
令和もこんな感じで、よろしくお願いしますね!
.22 2019 未分類 comment0 trackback0

フィンランド式残酷ショッピング・ツアー

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タイトルからしてもうアレだね。


僕の名前は、スタース。ロシア人なんだけど、今日は母さんと2人でバスツアーに参加してる。

せっかくの旅行だ、買ったばかりのスマホで、一部始終を撮影しておこうと思う。

母さんは、あれから様子がヘンだ。ふさぎ込んでしまったというか、イライラして僕に当たったり、行動や発言にいちいち突っかかってくる。僕だって、もう子供じゃないんだよ。

道中、何度も険悪になった。ひどかったのは、僕が母さんからもらったお金で、ビールを飲んだのがバレたとき(というより、「食べ物を買った」とウソをついたことに怒ってた)。

「近寄らないで」「話しかけないで」と邪険にされるけど、知らない土地で、単独行動をするわけにもいかない。

しばらくバスに乗って、とあるショッピングモールについた。そのモールはこのツアーの貸し切りで、自由に買い物を楽しんでいいんだって。

なんだよ。僕と思い出を作るための旅じゃなかったのか。ただのショッピングツアーだったのかよ。

僕は母さんにダマされた気がして、頭に来た。

母さんも、ずっとダンマリで、空気は最悪。なんでこんなことになったんだろ…父さんが生きていれば…。

ん?なんだこの床、濡れてるじゃん…

…ってこれ、もしかして…血⁉

なんだよ…何が起こったんだよ…。

ツアー客が一人また一人と襲われて…喰われてる…。

とにかく、逃げないと…。そして、母さんを守らないと…!





なんだかこう書くと、どっかで聞いたことのあるワードや設定だらけな感じがしますね。

POV。ワケあり親子。イザコザ。ショッピングモール。んで事件。

ホラーやゾンビ映画で使い古された素材のオンパレードですが、
この『フィンランド式残酷ショッピング・ツアー』は一筋縄ではいかない作品でした。

というか、完全にダメだろって感じのぶっ飛び方で、ある意味記憶に残ってしまう問題作ですな。

70分くらいしかないコンパクトな作品ですが、前半30分はまじでどーでもいい親子の喧嘩ばかり。

たぶんですよ、たぶんですけど母は、父の死から(死因は明かされず)気を病んでしまい、平常心を保てずにいる。

で、スタースにはまじめでいい子に育ってほしいと願い、少し過保護ともとれる縛りつけ方をしている。

それは摩擦が起きるだろって感じですよね。年頃の男の子なんだから。ってか、年頃の男の子が母と二人でバスツアーって、よく来たよね。

ま、そんな感じのことが会話から察せられるわけですが、これが冗長で退屈。

しかも、POVでブレもひどいので、確実に鑑賞モチベーションを削がれます。

で、ツアー客が次々ヤラれ始めてからは、少しだけ、ほんとに少しだけわくわくするのですが、

フライパンでタコ殴りしたにしては異常すぎる出血の量とか、
傷の描写がかわいすぎるとか、
閉じ込められたはずのモールからわりと簡単に出られちゃうとことか、

とにかく雑&雑で、HPをさらに削がれます。

で、なんといっても問題なのが、ツアー客が襲われる理由。

((ここから、ネタバレです))

襲っていたのは、フィンランド人。

フィンランド人はどうやら、夏至祭の日、外国人を食べるという風習があるらしい。

めちゃくちゃだな!

んで、喰われるのを防ぐ方法は、ただひとつ。

日没を待つか、フィンランド人を逆に喰う。そうすれば喰われることはない。
その代わり、他のフィンランド人を同じ体質になってしまう。

いや、めちゃくちゃだな!

その事実をご丁寧に長々と説明された後、スタースと母は、一人の少女に出会います。(ジャケの子)

んで、まあ例によってその子もフィンランド人だったわけで、母に襲いかかってきます。

そして、もみ合いの末、暗転。

次の瞬間、POVではなくなり、途方に暮れるスタースと母の姿。

傍らには、少女の死体。

少女は腕がもげていて、母に喰われたのだとわかります。

んで、THE END。

おい。無茶苦茶すぎるぞ。

コンプラ大丈夫なのか?

僕がフィンランド人で、隣の国の人がこんな映画作ってたら、まじで怒り狂うと思うんですよ。

フィンランド人って、どんだけ心広いんだ。神なのか。

なんて思っていたら、なんとこの映画、ロシアとフィンランドの共同制作らしい。

てか、だったら余計にすげえよ。フィンランド人。

笑えないユーモアにもほどがあると思うんですが、許しちゃうんですね。

僕は地理と歴史がからきしなもんで、ロシアとフィンランドの関係とか全く無知だったんですが、調べてみると
領土問題で実際にイザコザがあったのですね。

しかもこの映画は、劇中でお互いを揶揄することで(ロシア人の描き方もたいがいヒドい)
全部笑いに変えちゃおうぜ、というコメディ路線で作られたんだそう。

正直、コメディとしては全く笑えませんが、そんな話を聞くとますますフィンランドって寛大だよなって思います。

あと、「これを観て、フィンランドに怖くて行けなくなった」というレビューを見つけたんですけど、
なんか、スゴイなーって思いました。

はじめはボケなのかなと思ったんですが、こういった意見が複数見つかったので、
そう感じる方もいらっしゃるんだなーと。

だってそれ、このトンデモ設定を完全に信じちゃってるってことですもんね。

いろんなとらえ方があるのが映画の面白いところではありますが、
私はこの映画でフィンランドへの印象すごくアップしましたよ。

まぁ、それだけ…です。
映画としては、地雷!!(最後にはっきり言ってスマン)
.01 2019 ホラー(B級) comment0 trackback0

バーニング・デッド

バーニング・デッド
トレホは「世にも奇妙な~」のタ〇リさん的なポジションに終始。


数百年前のこと…

ヘンリー(仮名)は、長い旅を終え家族のもとに帰ろうと、愛馬のジョナサン(仮名)を励ます。

「ジョナサン(仮名)、もう少しだ。頑張ってくれよ。イーハー!」

しかし、そこでヘンリー(仮名)が見たのは、内臓を食い荒らされた家族の無残な姿。そして、うめき声をあげながら襲いかかってくる化け物=ゾンビだった!!

ヘンリー(仮名)死す。


ほどなくして、火山が噴火。

溢れ出した溶岩が、みるみる集落を飲み込んでいった。

当然、ゾンビたちも助かるはずもなく、ジュワーと溶けて絶命。


…で、現代。

いつしか「悪魔の山」と呼ばれるようになったその火山が、再び噴火。

すると、溶岩とともにゾンビが蘇ってしまったのだ!

どうする、どうなる!主人公たち!(←紹介しろよ)





6年ぶりのこんにちは。ギターいぬです。

いやーすごいね。6年ですよ。

小学生なら卒業してますよ。

新入社員ならベテランの域ですよ。

空いたねー。止まったねー更新。

いやはやすみません。もはや誰も見ていないと思いますが、思うところあって久しぶりに更新してみました。

で、久しぶりに食指が動いたのが『バーニング・デッド』です。

見てよ、このジャケット!

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火山がバーン!

トレンチコートか、はたまたパジャマかってな衣装のゾンビがジャーン!

ダニー・トレホのお顔がドーン!

で、「火山ゾンビ爆誕」のコピーがズギャーン!

これはもう、更新するでしょ!


というわけで、久々に書いてみますのでよかったらお付き合いくださいませ。

…とは言ったものの、あまり語ることのない作品なんですよね。コレ。

要は、過去のゾンビの魂が溶岩に閉じ込められて、それが現代の噴火によって封印が解けちゃった、て話。

ゾンビの造形も、グロ描写も相当しょぼいですし、噴火の様子はたぶんどっかのマジ映像から引っ張ってきてる。

迫りくる溶岩はプレステクオリティのCGで、その溶岩にヤラれるゾンビも「ヴァーーー」とかいう情けない声で死にます。

火山からゾンビが発生するという設定は面白いんだけど、ゾンビの数が異常に少ないし、行動範囲も激セマ。

山のふもとの街までゾンビが発生して大パニック!てな展開を期待していたんですが、

山の中だけで話が終わってしまいます。こんなこと言ってはアレですが、被害者も少なすぎ。

それに、主人公らしき女性が、年頃の娘とそのボーイフレンド、そして昔から顔なじみで最近妻に出て行かれた保安官の4人で、頑固者の父親を迎えにいくという展開にもアツさを感じず、ダレ感が否めません。

最初から最後までグダグダなテンポで進んでいき、恐ろしく淡泊なラストへ向かいます。

‼ WARNING‼
この先、物語の結末に関わる重大なネタバレを含みます。未見の方はご注意ください!

ルーという老人がいた。

ルーは、何年もの間「悪魔の山」の監視役を務めており、噴火の日も、避難勧告が出ている中、ひとり様子を観察していたのである。

そんなルーだから、死ぬのは当然(コラ)。

スッ飛んできた溶岩に飲まれ、あっという間にゾンビ化。

で、主人公たちに、当然やっつけられる(コラコラ)。

で、ゾンビが全員消滅(は?)。

火山の噴火もおさまる(はぁ?)

めでたしめでたし!


どうですか?バカでしょう?

長年、山の治安を守っていたルーが、いつしかゾンビの親玉的ポジションになってたってオチです。

ルーにとってもいい迷惑だろうよ!

あまりにスッと終了したので、スタッフ・キャスト全員、家の鍵かけ忘れたことに気が付いて早く帰りたかったのかな?などとくだらない邪推をしてしまいました。

こんな感じでほとんど起伏もなく内容も薄っぺらい作品ですが、やはり大きな存在感を発揮しているのが、ダニー・トレホですな。

鍛え抜かれた肉体と脅威のサバイバル能力で、ゾンビをギッタギタになぎ倒す…なんてシーンは一切なく、「むかーしむかし…」と物語を語り始めるストーリーテラー役として起用されています。

どうですか?無駄遣いでしょう?

ただしゃべってるだけなのに、いかんせんトレホの存在感が強すぎます。

というか、トレホのあの感じですから、ほとんどマトモにしゃべってすらいません。
(ちょこっとしゃべって、あとは映像でカバーされる感じ。)

なのに、この存在感。

たぶん、トータル出演時間は3分もないんじゃないか(大げさじゃなくマジです)ってほどですが、

これは間違いなくトレホの映画なのではないでしょうか。

なんてことを言うと、トレホの熱烈なファンの方から怒られそうなので、訂正します。

この作品に、トレホを期待しないように!
.19 2019 ホラー(B級) comment0 trackback0
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プロフィール

ギターいぬ

Author:ギターいぬ
ホラー・香港・B級映画好きの気弱なギター弾き。


ただの感想なので詳しくは書かない時もあり。ネタバレしてる時もあり。
マイペースに行かさしてくださいませ。

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