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ゾンビランド

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ビバ☆ゾンビ!


どうもどうも、ゾンビと出会って数年、ゾンビと冠のつく映画はとりあえずチェックしてきたギターいぬです。
そして今回は『ゾンビランド』、全米ゾンビ映画No.1ヒットの記録を作り上げたほどの作品だそうで、話題になっていましたね。てなわけで鑑賞に至りましたよ。でも、ちょっと遅いよね。ちょっと遅いけどいいじゃない。

ストーリーはこれまでのゾンビ映画とほとんど変わりなく、冒頭からゾンビまみれの世界。そこで生き残る数人の人間の活躍(?)をこれまでになかった点を多く盛り込みつつ描いています。その見せ方とか、ちょっとしたアイディアがうまくテンポとユーモアを作り出していて、非常に楽しい作品に仕上がっておりました。

主人公も時代に合わせて(?)ごく普通のオタク青年。ひきこもってて気づいたら外がゾンビだらけになってたなんていかにも現代の映画ですね。そして彼は自分なりに生き残るためのルールを作り上げ、それを忠実に守ります。これまた細かいというか何というか、イマドキのコっていうか。らしいっていうか。しかしこれは今までのゾンビ映画の登場人物たちの失敗を活かした生存術であり理にかなっていますし、ゾンビ映画に詳しい人ほど楽しめるものですね。

その他登場人物も、ごく普通の人間であるのに生き残ってきたというもんだからやはりどこか変わっています。快活かつ冷静で非道かつ人間的なキャラクターがとても現実的で現代的で、観ていてホント気持ちがいいです。ゾンビ映画でおなじみの「生きている人間同士の汚いいがみ合い」もなく、コミカルに描くことを重視しているのでサクッと観れるのもいいです。


いやぁ、良くも悪くも何も考えなくてよいゾンビ映画でした。センスの良さとゾンビ愛がひしひしと伝わってくるんです。疾走感のある展開に飽きずに突っ走っていくので、裏を返せば「中身がない!」と嫌がる方も出そうですがね。しかし、私にとってはゾンビもまだまだイケるな!と唸らせてくれる作品でした。長いゾンビの歴史の中で、もっとも現代的なゾンビ映画の表現方法なのではないかと感じ、非常に楽しめましたです。

逆にこの作品がゾンビ映画ビギナーになる方も少なからずいるはずで、その世代の方はこれを観た後昔のゾンビを観てどう感じるのかな?と思ったりもします。そしてこれからもゾンビ映画は進化していくわけで、次の、また次の世代へと受け継がれていくことを切に願うギターいぬなのでした^^



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.13 2011 ホラー comment2 trackback0

サバイバル・オブ・ザ・デッド

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ゾンビが発生して数週間。残った人々はめいめいの理論を持っていくつかのグループに分かれて生きていた。
生きてる人を見つけては金や食べ物を奪って生活する者。
ゾンビと化した者を片っ端から葬っていく者。
ゾンビとの共存を目指そうとする者。

どれが正しいかはわからないが、それぞれ自分が生き延びるために行動していた。
しかし、これが人間同士の争いを生むことに…。


ジョージ・A・ロメロ監督がまたもゾンビを撮ってくれました。ゾンビ映画も相当な歴史を重ねてきて、いろいろと斬新なアイディアも盛り込まれてきていますがやはりロメロのノロノロゾンビが好きです。で、メッセージが込められたいつもの感じ。おじいちゃんになってもまだまだ健在ですな。

とはいえ。
とはいえ、ですね。

なんか惜しい。


ゾンビを飼いならす派とそんなのダメ派(with軍人)のゴタゴタを取り入れたのは「らしくて」いいと思います。
普通にゾンビに教われてギャーって映画は腐るほどありますし、そもそもロメロじいちゃんの撮ってるゾンビ映画はそういう類とはちょっと違うような印象を持ってますから。

メタファーとして人間の恐ろしさとか、醜さとか、平和ボケしてる人間へのメッセージもバランスよく配合されてたのが良いんですよね。

で、今回はちょっとバランスがよろしくない。人間のゴタゴタに重きを置き過ぎて、ゾンビが端に追いやられてしまってる印象です。別に今更ゾンビとのドンパチを延々見せて欲しいわけでもありませんが、今回はみんな装備が完璧すぎて緊張感がないのが残念です。ノロノロゾンビはダッシュゾンビに比べると迫力に欠けますがその反面、油断していると徐々に大量に忍び寄ってくるといった恐怖を味わえます。しかし、この作品は人々がすぐにゾンビさんたちを殺してしまうので恐怖感も緊迫感も閉塞感もないのが残念です。しかも殺し方にバリエーションをつけようとしたのか、CG丸出しの演出などにも萎えてしまいます。

とはいえ、クライマックスからの展開は新鮮で印象深く、考えさせられるものがあります。
ゾンビが知恵をつけ、人間を襲わなくなったら共存できるのか?
そうなってもまだ人は争い合うことになるのだろうか?
ラスト、エンドロール直前のカットでそう思い知らされます。

うん、なんやかんや惜しいですがやっぱロメロゾンビ、ただのゾンビ映画では終わりません。
ただ漫然とエンターテイメント性を重視して鑑賞すると肩透かしを食らうのは間違いないですし、退屈なのですが。根本のテーマが魅力的ですからもうちょっと全体的にバランスよく仕上がってたらさらに観やすくなってたのでは?




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.09 2011 ホラー comment3 trackback0

ザ・ホード 死霊の大群

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そんなにか?

・ギャング(死語)に同僚を殺され、リベンジ(死語?)に燃える警官たち
・ギャング(死語)のアジト(死語?)に飛び込んだら返り討ちにあいました
・ギャング(死語)に捕まっていたところ、なにやら外の様子がおかしい
・さっきギャング(死語)に撃ち殺された男が生き返って襲いかかってきた!

・そう、ゾンビ発生だ!

・光の速さで感染が広がったのか、生きている人間はギャング(死語)3人と警官3人
・建物の外も超大量のゾンビ!!

感染、速い、速過ぎる


フランス産ゾンビホラーの噂を聞きつけ、早速鑑賞しました。
謳い文句が「強い」だの「多い」だの、ホンマかいなと思いつつ(全く期待せず)の鑑賞でした。

…で、結論からいいますと、確かに多いです。私が観たゾンビの集団の中では最多でしょうか。
ほんで、速い。感染も速いけど、移動も速い。移動タイプは「全力疾走」ですね。
最近はダッシュゾンビを見ても特に何も感じなくなってしまいましたから、インパクトとしては薄いです。

…で、「最強」の点に関しては、いささか疑問です。従来どおりの「頭以外のダメージは無効」タイプですね。
これまたセオリーどおりですから、何のインパクトもありませんし最強ではないような印象です。
バイタリティの面とは別で、特別力が強いとか、特殊能力を持っているとか、別の面での「最強」も期待しましたけど、それもなく普通のちょっとうるさくて速いゾンビでした。

まぁ、謳い文句なんてもんはウソや大げさが多いので特にぶーぶー言いませんが(もう言ってる?)、なんかねぇ。展開から終わり方から、セオリー通り過ぎてねぇ。消化不良ですねぇ。

何の脈絡もなくゾンビが発生!とか、
仲間がゾンビ化!とか、
本当に醜いのは生きている人間だ!とか、
やられたと思っていたアイツが実は生きていた!とか、
仲間が裏切っちゃった!とか、
肝心なとこで弾切れ!とか、
みんな道連れにして自爆!とか、
黒人は実はいい人!とか、
脱出して助かったと思いきや…(←ネタバレにつき反転)とか、

とにかくゾンビ映画で良くある展開のオンパレードなわけでして、新鮮味が全くない。グロ描写がすごい!ってこともなく、内臓むさぼるようなシーンもなし(←特に期待してるわけでもないが)で見た目にもインパクトが薄いのでドンパチ言ってる中にも関わらず眠くなりました…。

そしてそして、人間関係も終始モメっぱなしでみんな薄い。
いい人なのかと思ってた人があっさりとヒドイことしたり、ホンマに協調性皆無のパーティです。性格悪いやつばっかりです。なので誰が死んでも良いと思ってしまいます。

う~ん…。ってのが素直な感想ですね。
ただ逆に、ここまで裏切りだらけで信頼のへったくれもないメンツで展開するゾンビ映画っていうのが珍しく、それが意外だったのが印象として残ったくらいのものでしょうか。全体的に普通すぎていただけませんでした。褒めるところといえば血の色がどす黒くていいね!っと思ったくらいかな。



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.01 2011 ホラー comment0 trackback0

30デイズ・ナイト

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こはアラスカ。30日もの間太陽が昇らない極夜がやってきました。町の皆さんも大半は出ていったので人口は激減しています。そんな30日を前に、町では不可解な出来事が。

ある家の飼い犬が惨殺されていたのです。それと時期を同じくして一人の不審な男も町に入ってきました。意味不明な発言を繰り返す彼を危険だと判断した保安官のエバンとステラはこの謎の男を逮捕し、投獄することに。

構いなしに意味不明な発言をする男。「ヤツらがくる」だの「みんな死ぬ」だの。全く聴く耳を持たないエバンら。

那、町の電力が停止。電話も通じない。外からは悲鳴と得体の知れない奇声。

々を襲っていたのはなんと吸血鬼だった!

ントにいたんだ吸血鬼!

光に弱い彼らにとって極夜は絶好の狩りタイム。片っ端から襲っていくつもりのようでイキイキしている。しかし、なんかコイツら、動きも早いし力もつおいしで吸血鬼っぽくないなぁ。

っちかと言うと『デイ・オブ・ザ・デッド2』とかの俊足ゾンビの動きに近いし、黒目がちの顔は『REC2』の感染者も入ってるな。

んなことを考えているうちに(←主観すまん)さっき噛まれた人が同じく吸血鬼に!

っぱゾンビやないかい!

染を防ぐ方法は、首の切断。

っぱゾンビやないかーい!

バンを始めとした数人は屋根裏部屋に篭城し、策を練る。でも実は噛まれてた人が紛れてて…。

やっぱゾンビやないかーい!!

たして無事にこの30日間を生き延びられるのか!?


事前情報入れずに鑑賞したのですが、まさかのゾンビ的エッセンスに多少の違和感はあったものの楽しんで観られましたよコレ。

食欲を満たすためだけしか脳がないゾンビさんとはやはり違っていて、彼らだけの共通言語で会話したり、リーダーが指示してたり、罠を使って人をおびき寄せようとしたり、証拠を隠滅しようと町を焼き払おうとしたりと頭の良さが目立つ吸血鬼さんたち。数も多いし銃もほとんど効かないしでなかなか厄介なお相手です。光が苦手なのですが、火は大丈夫みたいです。なぜ???

対抗するのは普通の片田舎の住人なので、戦いには向いていません。なので篭城→スキをついて別の安全地帯に移動がメインになります。そんな中、どうしても起こりがちなのが「自己中の露呈からくる仲間割れ」なのですがこの作品は珍しくそれが見られません。その代わり、惜しみないが表現されています。

篭城生活に耐えかねて脱出した父を必死で追う息子。
妻と子を亡くした男。
ステラを思うエバン。
エバンの家族に対する、家族のエバンに対する思い。

彼らを後押ししているのは大きな情であり、その表現が多いためにこの作品では恐怖よりも勇気や感動といった感情が先に出てきます。ゾンビ映画では定石となっている「本当に怖いのは生きている人間だ」が予想に反してなかったためにより感動的に感じました。

しかし、ラストの持って行き方に関しては若干不満があります。
いや、「エバン自ら吸血鬼になってヤツらと戦う(←ネタバレです)」ってのは意外でおもしろいのですが、フィニッシュの「ラスボスの脳みそズボッ!(←ネタバレ)」には笑ってしまいました。しかも「周りで激闘を静観してる吸血鬼たち(←ネタバレ)」はカンフー映画かよ!と思ってしまいます。

とはいえラストのラスト、スタッフロールに入る直前まではまた感動しますしなんやかんやで良い作品ではないでしょうか。余計に感じるところも多少ありますがそれがいい!っちゃーいいとも言えるかな。  




にほんブログ村 映画ブログへ    それにしても、寒そうな映画だ。
.14 2011 ホラー comment2 trackback0

悪魔の棲む家

悪魔の棲む家080120
あーくーまーのーすーむーいーえー(出来る限りのオドロオドロしい声で)

・一家惨殺事件が発生
・容疑者はその家の長男
・彼曰く、「家の声に導かれてやった」と
・一年後
・ラッツ一家がこの家に住むことに
・豪邸が格安で手に入り、浮かれまくる一家
・しかし、
・大黒柱のジョージの様子がおかしい
・娘のチェルシーもおかしい
・やばい
・この家、やばい


どうもこんにちは。ギターいぬです。今回は悪魔ホラーの古典『悪魔の棲む家』の2005年版、マイケル・ベイのリメイク作の方の『悪魔の棲む家』のご紹介です。ちなみに私はオリジナル版未見です。なのでオリジナルとの比較の上での感想ではありませんことをご了承ください。

とある家におかしな悪霊が憑いてて、主人をおかしくさせてしまうという内容はタイトルからも容易に想像できますし、想像通りに話は進んでいくのですが、何かと面白かったです。悪霊のイタズラ(なんてかわいいもんではないですが)がいちいち残忍で姑息で陰湿だったり、突然悪霊さんがポンッ(なんてかわいい効果音は鳴りませんが)と出てきたり、娘さんのチェルシーちゃんがかわいい顔してとんでもないことをやらかしたりで視覚的に退屈はしません。主人のジョージがどんどんどんどん悪霊に支配されておかしくなっていく様もこの上なく怖いです。なぜならその対象が幼い子供と愛する女性に容赦なく向けられているから。

家の「声」に導かれたジョージは家族を異常な思考の持ち主だと疑い、自ら地下室に篭りなにやら作業を始めます。そのせいでさらに悪魔の洗脳は濃くなり、気に入らないことがあると家族を殺さんとする勢いで制裁を加えます。それがもう怖い。ゾクゾクしました。この家族はジョージとは血が繋がっていないのですが、そのこともあってもともと少し孤立していたジョージの変貌は顕著で、見事に惹きつけられました。


ジョージを始めとした一家全員の演技がすばらしいのですが、その中でもやはりチェルシー役のクロエ・グレース・モレッツが存在感ありまくりで。唯一悪霊とコンタクトを取れる不思議ちゃんとしてみんなを困らせる行動に出るチェルシー。屋根に上って「ハーイマミー♪」と天使の笑顔で手を振ったり0454845325.jpg
そこから飛び降りようとしてみたり。そんなことを(スタントももちろん使うが)自ら率先して挑戦する姿を観てると、
photo_03.jpg数年後こうなるのもうなずけますな。

主人のジョージだけにスポットを当てるのではなく、母や子供たちも空気にし過ぎない。そんな適度なバランスがジョージの変貌の恐怖感と絡み合っていいテンポで展開していき(内容とは別の意味で→)軽い・現代的な仕上がりになっていると感じました。もちろん内容はなかなかのモンなので総じて楽しめましたよ。悪霊がテーマなのにそんなにジメジメし過ぎてないのもよかったです。期待薄だっただけに良かった!(あと、クロエかわいい!)


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.13 2011 ホラー comment0 trackback0
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ギターいぬ

Author:ギターいぬ
ホラー・香港・B級映画好きの気弱なギター弾き。


ただの感想なので詳しくは書かない時もあり。ネタバレしてる時もあり。
マイペースに行かさしてくださいませ。

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