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北京原人の逆襲

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北京原人はほんとうに…いた!

むかしむかし(※①)

ヒマラヤの山奥で(※②)

北京原人(※③)が現れ、原住民の村落を襲撃

そして月日が流れ(※④)

この北京原人を捕まえようとチェンフォンを中心に捜索隊を結成(※⑤)

いざ行かんとヒマラヤの森奥深く、探索を開始する一行(※⑥)

しかしその道のりは険しく、捜索隊員はどんどん減っていく(※⑦)

案の定隊員たちのモチベーションは切れ始め、「もうヤダ」と座り込む者も(※⑧)

チェンフォンの説得により再び前進するのだが、結局チェンフォン以外の隊員は逃げ出してしまった

その事実に気づくも、単身捜索を続けるチェンフォンのもとに

つ、ついに!

北京原人が!

逃げ惑うチェンフォンはケガを負うが、同時にとある女性に助けられる

彼女の名はアウェイ、森に棲む女ターザンだ

北京原人のことをアワンと呼び、家族のように(※⑨)暮らしていたアウェイ

心優しいアウェイはチェンフォンを介抱し、そのうちに偶然か必然か2人の男女は恋に落ちる(※⑩)

2人の様子を遠くで伺うアワンは寂しいやらジェラシーやらで物憂げな表情(※⑪)

チェンフォンはアウェイにアワンを香港へ連れていく提案をする

そして香港へ向かうのだった(※⑫)



※①
といっても15年前。


※②
どうみてもヒマラヤには見えません。


※③
0235.jpg←漫☆画太郎のタッチ。


※④
といっても15年。


※⑤
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他の人は何故か半裸。服も支給されないのか。でもリュックは背負ってる。


※⑥
ヒマラヤ感ゼロ。むしろインドかベトナムあたりだな。


※⑦
05655464.jpg 底なし沼に飲まれーの

265544.jpg トラとのマジバトルがありーの

谷底に落ちーのでどんどん頭数が減っていきます。


※⑧
「北京原人を捕まえよう」って言いだしっぺのオッサンが一番最初に「もうヤダ」って言うのです。


※⑨
他にもジャングルのトラやチーターと本気でじゃれあう姿を観れます。
002254.jpg 


※⑩
失恋したてという設定のチェンフォンが寂しさを紛らすために…みたいにも見えるが…。


※⑪
そうか…悲しいんだね…。


※⑫
そうです。アワンが香港で大暴れします。



なんと香港映画にもモンスターパニックがあるというではありませんか!
そんなこんなでソッコーで観ました。『北京原人の逆襲』です。

キ○グコングの香港版なんて言ってしまえばそれまでですし、それ以上の出来でもありません。
だからコレと言って珍しい展開もありませんから、わざわざ観る必要はないのかもしれません。

でも。ほら。
金髪の女ターザンが広東語を話してる姿にセンセーショナルを感じたいと思いませんか。
アジアンテイストの少しマユ毛太めの原人にニヒリズムを感じたいと思いませんか。
香港ならではの朱墨みたいな血のりの色にノスタルジーを感じたいと思いませんか。
行き当たりばったりのストーリー展開にファンタジーを感じたいと思いませんか。
大した解決もしないまま唐突に終わってしまう潔い幕引きにダンディズムを感じたいと思いませんか。


展開とか設定はメチャクチャなんですが、無理矢理にでも最後まで押し切る強引さはすごいです。(←どんな褒め方だ)
さらにこの作品はミニチュアセットに日本人が関わってたり、タランティーノ監督が絶賛してたりと、隠れた名作の予感がします。それをこの作品の強引さから感じました。


とはいえ、やはり苦笑してしまうほどチープなシーンも満載なので人を選びますかね^^;



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.15 2011 香港(カンフー) comment0 trackback0

必殺鉄指拳

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はいバッタモンドーン!

あどで~
ぼぐで~
づよくでで~
がっごよぐでで~
じゃっき~ちぇんみだいになりたいな~

…なんて、小さい頃の貴○花みたいな口調でジャッキーに憧れていたギターいぬ。結局のところ全くジャッキーにはなれませんでした。肉体派でもアクションスターでもないただのもやしっこですすみません。

まぁ、ジャッキー映画はものすごい鑑賞してきたわけで、その中でも問題作として有名(?)な特異中の特異作品『必殺鉄指拳』とはこれのことだ!



ワルーイやつに父を殺された青年がカタキを討って劇終

ストーリーは王道カンフー映画の定石を踏襲しています。
悪が出て、メチャクチャして、修行して、倒す。っていうアレです。
でも、この作品、なにやら細かい部分で話が支離滅裂でつながりません。

…そう。パズルのように。

それもそのはず、この作品はジャッキー人気にあやかり過去のジャッキー作品から映像を拝借して、追加シーンを『酔拳』でおなじみユエン・シャオティエンと石天などの名脇役とジャッキー・チェンのそっくりさんでつなぐという暴挙に出た作品なのです。

ですからかなり無理矢理な作りで、なかなかジャッキーが出てきません。
まず冒頭は、ラスボスの修行シーンからです(爆)
0414646.jpg もちろんマリオではない。

広い荒野(?)で紐に吊るされている壷を次々に粉砕していきます。すごいです。

05453.jpg もちろん戦場カメラマンではない。

そして最後の壷を蹴りで砕いたと思えば、中から鳥が飛び出します!そして荘厳なサウンドと共にタイトルドーンです。ようわからんけど、わくわくします。


で、やっとジャッキーが出たと思いきや、画質が他のシーンと違いすぎです。
しかし、なんといってもこの作品は普通のジャッキー映画では絶対にありえない展開が楽しいのです。

まず、ジャッキーのシーンの合間に草の陰から見守るシャオティエンじいさんの場面の多いこと。
0454564.jpg いくらなんでも出たがりすぎだ、じいさん。

そして、石天演じる麻雀大将のアジトに殴りこんだジャッキーとじいさん。
しかし、じいさんが「ワシにまかせろ」とか言ってジャッキーを逃がしてしまう。
で、この石天VSじいさんの対決の長いこと。ファンにはうれしい仕様だね☆

こんな感じで一本の作品として(一応)鑑賞に耐えうるまでに仕上げてるのだから大したもんではありますが、なんといってもこの作品の語り草として有名なのは、偽ジャッキー大活躍のラストバトルですよね。

冒頭、ラスボスはとんでもない強さの表現として目隠しをして部下を殺しています。
コレがラストで生きてくる(?)のです。

ラスボスが目隠しをしたのを見た偽ジャッキーは、
06547946.jpg 全く意味不明の行動に出ました。

そして、目隠しVS目隠しの死闘がはじまります。
044656.jpg 目隠ししてるけど、ジャッキーじゃないのバレてるよ。

偽者を使うしか手段のなかったラストバトルにおいて目隠しをさせることでうやむやにしようとするその姿勢、豪傑。確かに互いに目隠しをして暗闇の中で戦ってると思って観たらすご過ぎます。たぶん見えてるけどな!

そうしてじいさんの助言もありながらラスボスを倒し、逃げるように劇終。恐ろしい作品です…。

このラストはアメリカ版ですが、DVDには別ラストも収録されていまして、こちらの方はさらにドイヒーです。

暗闇の中(夜&目隠し)修行する偽ジャッキー。そこにラスボス+手下が。
ヤツらの接近に気づいた偽ジャッキー。逃げる敵。追う偽の口からは驚愕の一言。

「目隠しのまま追うぞ」ホワイ???

そして目隠しのまま手下をなぎ倒し、残るはラスボスです。今回はラスボスは目隠しをしません。偽ジャッキーに目隠しを取れ取れ言っています。ようやく偽ジャッキーも目隠しを取ろうかなと思ったところに今度はシャオティエンじいさんの一言。

「目隠しを取れば負けるぞ」ホワイ??????

結局目隠しのまま戦うことになりますが、さすがにラスボスのペースです。
そこで偽ジャッキーの取った驚愕の行動。

逃げる。( ゚д゚)ポカーン

こともあろうに本気で逃げ出します。もちろん「逃がすか」と追うラスボス。
観念した偽ジャッキーはようやく戦いを再開します。しかし、その場所はガケ付近で足場が悪いようです。
そこでラスボスは石につまづいてしまいます。そして、偽ジャッキーの取った驚愕の行動。

そのスキにガケに落とす。工エエェェ(´д`)ェェエエ工

勝利した偽ジャッキーはなんと目隠しを取りますがものすごい勢いでカメラがズームアウトし劇終!

…ヒドいです、ドイヒーです。こんなにヒドい作品なのになんなのでしょうこの楽しさは。どっかで観たシーンやどっかで聴いた音楽がいたるところに出てきて著作権なんて言葉は無視の本気のバッタモンですが、観るに絶えないほどのものではないし、じいさんや石天ファンにはうれしいシーンが多いので何故かたまに観たくなる作品です。バッタモンと知らなくてもパッと観は気づかないような気もしますしね。しかし、よくもまぁここまでツギハギで一本の映画に仕上げたものです。もちろん雑ではあるんですが。いや、金儲け主義って怖いわ。



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.22 2011 香港(カンフー) comment0 trackback0

ヤング・マスター 師弟出馬

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ジャッキー・チェン監督・主演のカンフーアイディア盛りだくさん!ファンはうんうんとうなずくこと間違いナシの熱っぽい(←観てる方も演者も)作品!!

いまやジャッキー・チェンもいいお年を召されまして、往年のコミカルですごすぎるアクションもあまり見れなくなってしまいましたね。社会生活においてジャッキー好きをカミングアウトしたときにかなりの確率で「一番好きなジャッキー映画は?」との質問が飛んでくるのですが、私にとってこれは最も難しい質問です。

「遺伝子の仕組みは?」とか
「リーマンショックで世界の経済はどのように変化したのか?」とか
「イランとイラクの関係の打開策は?」とか
「レモンという漢字はどう書くか?」とか
「初めて人類が発した言葉は?」とか
「人はなぜ憎しみ合うのか?」といった質問の方がよっぽど簡単です。


・・・えーと、いま完全に誇張しました。申し訳ございませんでした!。・゚・(ノД`)・゚・。
いやいや、ジャッキー映画も数え切れないくらいあるし、現代劇も時代劇(←カンフーの意)もあるし、そんな中で一番なんて決められませんよ。うん。しゃーないしゃーない。
というわけで、好きなジャッキー映画の中に間違いなく入っている、『ヤング・マスター 師弟出馬』のご紹介です。ちなみにこの作品は時代劇(←カンフーの意)の方です。




孤児であったロン(ジャッキー)と兄弟子・キョンはとある道場に拾われ、師匠に大変お世話になっておりました。
もうじき道場対抗獅子舞大会の季節です。門下生は準備でおおわらわ。ライバル道場に負けるわけにはいきませんもの。
おや?どうやら大会の衣装が届いたようです。みんな新しい衣装に群がっています。高台で作業をしていたロンとキョンもウキウキ気分でみんなのもとへ。
突然、「アイヤーーー!」という悲鳴とどんがらがっしゃーんという音がするではありませんか!
驚いた門下生たちが様子を見に行くとそこには倒れるキョンの姿。どうやら無造作に置かれていた桶につまずいて転んでしまったようです。

キョンは足を痛めてしまいます。「誰がこんなとこに桶を?」そこで作業をしていたロンが責められます。
キョンの代わりとして獅子舞の操作を任せられるロン。

いま「獅子舞なんて誰にでもできるんじゃ?」と思われたあなた。それは違います。まぁ日本人の思い浮かべる獅子舞ならばまだわかりますが中国の獅子舞は非常に巨大なのです。二人一組で中に入り、強靭な足腰を要するわけなのです。【補足おわり】

いよいよ獅子舞大会当日、ロンはにわか仕込みながらも検討します。
あ、ちなみに獅子舞大会は、二頭の獅子舞が目標の花を取り合う激しい戦いを繰り広げるものです。【補足おわり】

しかしライバル道場の獅子舞もかなりの実力を持っていました。ふと、ライバルの獅子頭から相手の顔が見え、ロンは辟易します。
なんと!それは兄弟子のキョンだったのです!Σ(゚Д゚)ガーン
「兄弟子!なぜ!?」と同様するロンの意表をついて勝利を収めるライバル道場。

キョンは賄賂を受け、ライバル道場サイドについてしまったのです。しかしロンはそれを師匠や他の者には黙っておりました。
兄弟愛です。ホントの兄弟かどうかは不明ですが。【補足おわり】

しかしキョンは反省する様子もなく、夜な夜なオネェちゃんとニャンニャンしようとロンにオネェちゃんを呼ばせ、見張りまで押し付けます。
ひどいやつです。なんなのでしょう。バカなのでしょう。【補足おわり】

しかしキョンの不祥事もついに師匠にバレてしまいます。芋づる式に獅子舞賄賂も見つかり、激怒する師匠。「出てけぇぇぇ!」と怒号を飛ばし、キョンは破門されてしまいます。そればかりかロンや他の弟子にも愚痴り出し、バンバン殴る師匠。どうやらタガが外れたようです。【補足おわり】
そんな師匠にロンも「もうええわ!」前田吾郎ばりのツッコミキメ台詞を浴びせかけ、「出てく!」と言い出しました。師匠は「待てぇぇーい!」銭型警部ばりのキメ台詞と共に「キョンを連れて必ず戻れ」と親心を見せました。

さて、キョンはライバル道場に入り、とある仕事を手伝うことに。それは護送中の極悪人、キムの逃亡の手助けをすること。見事なカンフーで役人をギッタギタにし、キムを助け出したそうな。
ここで挿入されるキムの振り向きシーンがツボです。振り返り「よくも捕まえてくれたな」といわんばかりに役人を睨みつけるカットが5~6回繰り返されるのです。過剰演出過ぎますww(褒めている)。【補足おわり】

役人は逃げていく犯人の特徴を何とか覚えておりました。それは「大きな扇子を持っている」という特徴です。キョンは大きな扇子を武器に戦っていたのです。いや、てか、特徴って他にあったやろ!
まぁ、これは伏線だったりするんですけどね。【補足おわり】

一方キョンを探すロンは師匠から大きな扇子を授かり、お察しの通りキムの逃亡幇助の犯人と疑われます。
伏線なんて程のもんでもなかったですね。失礼【補足おわり】
役人も扇子だけ見て「あいつだ」と決めつけてます。
ひどいやつらです。何なのでしょう。バカなのでしょう。【補足おわり】

ロンはいろんな人と格闘しながら無実を証明し、キムをシバきに向かいます。
すんません、ちょっと端折ってます。「いろんな人」の中にはユン・ピョウもいます。【補足おわり】

いよいよ最終決戦です。キム役のウォン・インシクというおじさんはガチの韓国合気道の達人というだけあってメチャクチャ強いです。さすがのロンもボコにされております。水をガバガバ飲んで負けずにキムに立ち向かいますが、やっぱり強いです。
このラストバトルは20分近くあり、観応え十分です。【補足おわり】

ロンは鬼神のごとき根性で何度も立ち上がりますが、水もなくなり大ピンチです。そこでロンは水タバコの水を飲みました!
マネしちゃだめです。【補足おわり】

水タバコのおかげでオーバーハイ&トリップ状態に近くなったロンは爆発的な力を得て一気にキムに攻撃を畳みかけました!
酔拳の超危険版といったところでしょうか。【補足おわり】

そしていよいよ最後の攻撃です!!!!
キムはダラーンと動かなくなってしまいました!!
ロンは構わず殴る蹴るの暴行を加え続けます!!!



と、思いきや?



おや?



あれ?



キムが!!!



487865465_convert_20100218233130.jpg人形にすりかわっとるー!!!


4879555_convert_20100218233001.jpg人形にすりかわっとるー!!!!!


48765455_convert_20100218233110.jpg人形にすりかわっとるってーー!!!!!!(大事なことだから3回言った)


こうして長く緊張感溢れる戦いに終止符が打たれ、ロンはキョンとともに道場に凱旋します。
激闘の証をその身体いっぱいに刻んで…。

45878796_convert_20100218233043.jpgってやりすぎじゃぁぁぁ!!!




いやぁ楽しい。冒頭の獅子舞から、扇子カンフー、対ユン・ピョウ、スカートカンフー、風呂場でのやりとり、役人からのジャッキーの逃亡劇、そしてラストバトルと見所いっぱいの作品です。

ホントにね、ラスボスが強すぎるんですわ。蹴りの安定感とスピードがすさまじいです。かと思いきや上半身の攻撃も最強。マジでかっこいいオッサンです、ウォン・インシク。そして決して倒れようとしない、倒れても何度も立ち上がるジャッキーの姿も相乗効果を呼び、実写版「あしたのジョー」を観てるかの様です。

ストーリーにはツッコミ所も多いですが、香港映画でストーリーのこと言うのは野暮ですぜ!コミカルな作品かつ、草食系の私に「筋トレしてみようかな~」という感情を思い起こさせてくれる名作に認定されています。(←ギターいぬにですが)
意外に知られていない作品なのでジャッキー好きで未見の方は是非是非オススメしますよ!マイナス点は字幕のみでしかも字幕の表示がちょっとルーズなところですな。

ラストの人形シーンは笑えますがそこに文句言うのもツッコむのも厳禁だぞ!!
・・・俺が一番ツッコんどるやないか。…ナマ言ってすみません。



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.19 2010 香港(カンフー) comment6 trackback0

吼えろ!ドラゴン 起て!ジャガー

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香港映画界の裏ボス、ジミー・ウォング氏が初めて監督・主演を務めたとんでもないカンフー映画。また私の血がグツグツ沸いてしまいました。

以前、『片腕カンフー対空とぶギロチン』でも似たようなこと書きましたけど、そりゃもうカオスです。ツッコミ出したらキリがありません。映画が終わるころには常識人としての思考が磨り減っています。とはいえそんなものハナから持ち合わせてないギターいぬですどうもこんにちは。(→『片腕カンフー対空とぶギロチン』感想←)



はじまり(※①)

カンフー道場に柔道家の道場破りが!(※②)

門下生瞬殺(※③)

師匠が登場

柔道家ボコボコ(※④)

柔道家「日本から空手家呼んでくっから覚えてろ!」

空手家登場(※⑤)

道場は潰され、師匠、死す

一命を取り留めた門下生レイ(ジミー・ウォング)は復讐を誓う(※⑥)

厳しい修行(※⑦)

柔道家&空手家はさらに日本から剣道家をも呼び寄せる(※⑧)

修行を終えたレイは復讐に向かう(※⑨)

敵の本拠地に乗り込むレイ(※⑩)

敵をボコボコにした後「明日の朝、裏山でケリつけよう」(※⑪)

決戦!(※⑫)


…とまぁ、あらすじだけ見ればカンフー映画の王道ストーリーなのですが、色々バカでして。
順を追って書いていきます。ちなみに超長いのでお忙しい方、興味ない方はまたいつかお会いしましょう。



※①
なんてことはない香港の平和な町並み。
市場でにぎわう人々。はしゃぐ子供。叩き売りされる豚や鳥。
餅を食う人の口元のドアップ
クレームをつけるオバちゃんの口元のドアップ
ものすごいスピードでズームイン/アウトするカメラ。シュールな世界観に魅了される俺。

※②
もちろん、柔道なんて使わない。

※③
一回投げられただけで死亡。いままでどんな修行してたんだ。
別の門下生が投げられ、空中でストップモーション。すかさずタイトル!ジャジャーン!シュールな世界観に魅了される俺。

※④
師匠はさすがに強い!柔道家は口から血を吐きまくる。
コレは全員にいえることだが、腹殴られようが、背中蹴られようが、みんな口から血吐きすぎ。
で、血が学校の先生が習字の採点する時の赤い墨汁に激似。

※⑤
kitajima_convert_20091206171010.jpgその名も「北島」。もちろん、日本人ではない。もちろん、空手なんて使わない。

※⑥
jimmy_convert_20091206170936.jpg若かりしジミーさん。えなりかずきではない。

※⑦
【修行内容】
・鉛を足に巻きつけてランニング
・熱した砂に手を突っ込む
こんなので強くなるの?ねぇ?なんで?ねぇねぇ?

※⑧
もちろん、日本人ではない。

※⑨
真夜中、敵の道場にガソリンをまき放火。やっぱ卑怯知能犯。

※⑩
masuku_convert_20091206170955.jpg正体を隠すため、マスクをつけたまま戦うレイ。絶対苦しい。

※⑪
ジャイアンか。



※⑫
ここからは実況放送で決戦の模様をお送りします。

実況 「みなさんこんにちは。今回も解説に監督・主演を務めましたジミー・ウォングさんをお迎えして
    お送り致します。ジミーさん、よろしくお願いします。」

ジミー「やぁ、どうもどうも」
実況 「いやぁ今回も白熱した戦いになりそうですねー」
ジミー「そりゃーオマエ、オレの映画やからな!」
実況 「(社交辞令って言葉しらんのか…)」
ジミー「あぁ?」
実況 「(あ、やべ)えーと、まずはここまでの状況を振り返ってみましょうか。
    マスクのまま戦いを挑んでいましたがコレは斬新でしたね」

ジミー「いやーありゃ苦しいってもんじゃないよ。」
実況 「そもそもなぜああいったスタイルでやろうとされたんですか?」
ジミー「やっぱ、インフルかかりたくないし。ははっ」
実況 「…なんでそんなうそをつくんでおおっとぉ!決戦に向けて帰宅するレイの前に
    剣道家が現れたー!」

ジミー「こいつは手ごわいぞー」
実況 「この剣道家、飛んでる鳥を細切れにしてましたもんねぇ」
ジミー「刀を使わせたら日本イチ!ってな」
実況 「いやぁおそろしい…あれ?いきなり手裏剣投げてますけど?」
ジミー「日本人ってみんな手裏剣持ち歩いてるんとちゃうの?」
実況 「持ち歩いてるか!!これ、どっちかと言うとニンジャですよね?」
ジミー「・・・」
実況 「ジミーさん?日本人のイメージを履き違えてるんじゃ…」
ジミー「じゃかましー!オラァ(p゚ロ゚)==p)`д)!」
実況 「ゲボッ!…失礼しました。レイと剣道家はずっと向き合ったまま動きません」
ジミー「ここでオレのー…」
実況 「あっ!レイの投げたナイフが剣道家の胸に命中したー!」
ジミー「勝ったー!見た?ねぇ?すごくない?ねぇ?」
実況 「(…ウゼェ)あのー、剣道家まったく剣使ってないんですけど…。」
ジミー「刀抜かれたら勝てねーもん。このシーンのイメージは荒野のガンマンなのさ」
実況 「…なんだよそれ」


決戦当日…


実況 「いよいよ、裏山での決戦ですね」
ジミー「どっちが勝つかなぁ」
実況 「アンタでしょうが」
ジミー「まぁ、ね」
実況 「北島とその弟子、田中・石原が現れましたね」
ジミー「まずは急所ばっかり狙ってくる姑息なヤツ、田中が相手だ」
実況 「うわ、ホント目つぶしばっかり。きたねー」
ジミー「そんなヤツには目つぶし返し!
実況 「うわ、もっときたねー」
ジミー「しゃーないやろ」
実況 「お次は怪力男、石原ですね。おや、なかなか手ごわいようで」
ジミー「こいつ、顔濃いしホント石原軍団にいそうよね」
実況 「どうでもいいです。それにしてもさっきから思ってたんですが、なんか静かですね」
ジミー「効果音が弱いよね」
実況 「あ!そうですね!普通はブンッ!とかバシッ!とか鳴るのに」
ジミー「BGMも入れてないし、ほんと静かだな。ははっ」
実況 「周りの雪景色もひっくるめて、シュールな光景ですね」
ジミー「もうちょいで音入るから黙ってみとけ」
実況 「おっと!レイが石原の腕をゴキっとぉ!間接でせめてきたー!」
ジミー「修行の成果だ」
実況 「そんな修行してへんやろ。そして倒れた石原にレイが飛び掛ったぁ!」
ジミー「くるぞー」
実況 「レイのストンピングだぁ!石原の胸を踏みつけたぁ!」
ジミー「決まった瞬間、『ジャカジャン!!』って効果音鳴ったやろ?(どや顔)」
実況 「それもそうなんですけど、血吐きすぎです。ホラーじゃあるまいし」
ジミー「ちょっと血のり作り過ぎちゃって」
実況 「『煮物作り過ぎちゃって』みたいに言うな」


北島との決戦…


実況 「さぁ、北島がついに実力を見せます」
ジミー「コイツ、実はそんなに強くない」
実況 「えーでも机叩き割ったり茶碗握り潰したりしてましたが?」
ジミー「いわゆるカマシですわ」
実況 「へー…って、結構やられてるじゃないですか、ジミーさん」
ジミー「起承転結の『転』っての知らんの?物語には起伏がないとさぁ…」
実況 「いや、この映画『転』ばっかりじゃ…なんでもないです」
ジミー「さぁ、一進一退の攻防が続くぞ」
実況 「手に汗握る戦いですね!」
ジミー「ホンマに思ってるか?」
実況 「…え?それはおおっとぉ!レイが一瞬の隙をついて北島の胸に手刀を突っ込んだ!」
ジミー「熱い砂に手突っ込んで鍛えた甲斐があったよ」
実況 「とはいえ、人体をえぐるのはやりすぎじゃ…」
ジミー「修行の成果だ」
実況 「そればっか…。しかし、もはや勝利は確定ですね」
ジミー「ふふふ」
実況 「???おや?北島が指笛を吹きました!これは何なのでしょうか」
ジミー「ここで勝利やと思わしといて…」


cap107_convert_20091206200350.jpg・・・こんにちはー


実況 「あー!なんと雪の中から柔道家が出てきました!しかもレイは気づいておりません!」
ジミー「どうだ!このどんでん返し!」
実況 「いや、観てるほうはバレバレですし…しかし、一晩であんな穴を掘ったのですかねぇ」
ジミー「寝る間を惜しんでがんばってたよ」
実況 「おーっと!柔道家の投げたナイフがレイの左胸に突き刺さったぁ!」
ジミー「いてててて!」
実況 「しかし、レイは間髪いれずにナイフを引き抜き、柔道家に投げ返したぁ!」
ジミー「いててててて!」
実況 「えーと、左胸に…刺さった…のですよね…」
ジミー「うまいこと急所を外れたんやろね」
実況 「そうですか…あとは北島だけですね!」
ジミー「もう許しちゃおけねーぜ!」
実況 「あっでもやはり大怪我を負ったせいか、北島にボコボコにやられております!」
ジミー「そろそろケリつけようか」
実況 「おや!死にかけだったレイが急に元気になり、フィニッシュの体制に入りました!」

cap109_convert_20091206200019.jpgジミーチョーップ!!

cap110_convert_20091206200052.jpg・・・き、

cap111_convert_20091206195924.jpgきたじまぁぁっっ!!


実況 「いやーついに勝利を収めましたね」
ジミー「わはは」
実況 「しかし最後の血の量はやりすぎでしょう」
ジミー「だからー」
実況 「はいはい、作りすぎちゃって、でしょ」
ジミー「いや、おもろいかなと思って
実況 「それではこの辺でお別れです、さようなら」
ジミー「さようならー」



すみません、長いですね。大体の感想は実況の台詞に込めました。
もちろんまだまだツッコミどころはあるのですが、なんといってもジミーさんのキレの悪いカンフーが一番のツッコミポイントでしょうか。ジミーさん、実はカンフー習ってないんですよね…。そのため、修行シーンもヌルいわ、格闘シーンもヌルいわ、体もひょろっちいわで、ホントええとこの子って感じのジミーさん。この映像を見る限り、彼が何年も先に黒社会で暗躍する存在になろうとは全く思えません。(ジミーさんについても詳しく書こうとも思ったのですが、さらに長くなるので割愛します。)


なんやかんや書きましたが、やっぱり好きです。こういう感じ。グダグダなのに見入っちゃうし、惹かれそうにない主人公なのに、応援しちゃう。私と相性がいいのでしょう。

コアすぎてついていけない方は、『片腕カンフー対空とぶギロチン』の方が楽しめそうです。
コレは観ても話の種にもならない気がします、マイナーすぎて…。


まぁ、誰がなんと言おうが私は楽しめましたよ!とやっつけ気味に終わります。
長文失礼しました。読んでくださり感謝、感謝です。


にほんブログ村 映画ブログへ  本当に、おつかれさまでした m(_ _)m
.06 2009 香港(カンフー) comment6 trackback0

カンフー少女

kanhu.jpg
「少林少女」と間違えるように狙った感満載!の邦題&パッケージ。
釣られた人も多々いることではないでしょうか。

長年香港映画を観て育ってきた私にとっては、やっぱ本場香港のにほひ(匂い)に惹かれるのであります。ちなみに「少林少女」は観てません。先入観で決め付けるのは良くないですが、あんま観る気が起こりません。そのうち観るつもりですけどね。


こちらの作品、適当がウリの(褒め言葉)香港映画らしく、ストーリーはあってないようなモンです。
あるのは、ワイヤーやCGを駆使したアクションと、ゆるいギャグとパロディ要素、そして主演のキレイなお姉さん、セシリア・チャンです。

キレイなお姉さんが悪を倒すんだー!それだけでいいんだー!そーだそーだ!

あくまで私の個人的意見ですが、香港のアクション映画ほど頭をカラに出来るエンタメ媒体はないと思うのです。ストーリーの穴に突っ込んだり、人物関係を整理することなく(いい意味で)軽く観られるので。難解な映画を観て疲れたときには香港カンフーや香港コメディをチョイスするギター犬ですどうぞよろしく m(_ _)m 




~あらすじ~

ごく普通の少女・リンフォン。ある日、両親がカンフーの達人である事を知る。興味本位で少林寺に入門し、カンフーを習うリンフォンであった・・・。


「カンフー少女」 完  '`,、('∀`) '`,、 え?

・・・時は流れ・・・。タダのキレイなお姉さんに成長したリンフォン。cap043.jpg


「カンフーキレイなお姉さん」 はじまりはじまり… '`,、('∀`) '`,、 
ほんとすみません。屁理屈ばっかで。


大人になったリンフォンはとある企業の秘書。
秘書として付くことになったクールンを運命の人と信じ込みます。
なんやかんやで命を狙われることになったクールン。
彼を守るのだ!リンフォン!


・・・てな感じで前半コメディ&アクションメイン→後半アクション&ちょいロマンスで突き進みます。

気に入ったのはリンフォンのパパが彼女の誕生日にプレゼントした伝説の鳥、神鳥。
なんと着ぐるみだーあははってね。
美女&鳥。超シュール→cap044.jpg

しかし、こんなくだらない場面が多い前半に比べ、後半に入ってからはほんとに起伏なく進んでいくので、すぅーーーっと終わりを迎えてしまいます。

なんやようわからんけど死ぬほど強かったラスボスに、なんやよーわからんうちになんやよーわからん攻撃で勝利・・・。



うーん、勢いだけで突き進んだせいか、アクション的魅力が足りなかったのか、鑑賞後に残ったのはタダのキレイなお姉さんの印象のみ。。


まぁ、ジャッキー・チェンのようなド派手なアクションは期待しちゃダメ!!ってことです(しないか)。


超個人的にはメッケモンでした。
パパ役のユン・ワーが昔から好きだったから!彼が非常にコミカルでいい味出してるんですわ。
(「ポリスストーリー3」のパンサー、「サイクロンZ」のメガネボスのあのユン・ワーですぜ!?)


とりあえず、男子諸君は美女に、女子はイケメンに癒されとけ!あとユン・ワーにもだ!ってこと。
やっつけすぎるまとめ方で恐縮です。


この後を引かない清清しさ、コレこそが香港カンフーアクションだよみんな!
なんか、全体的にユルい感想ですみません。へ?いつも?・・・・・( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \


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.21 2009 香港(カンフー) comment0 trackback0
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Author:ギターいぬ
ホラー・香港・B級映画好きの気弱なギター弾き。


ただの感想なので詳しくは書かない時もあり。ネタバレしてる時もあり。
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