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アリス・クリードの失踪

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んぁ?誰が失踪したって??


・2人の男
・なにやらテキパキと動いている
・しかしあまりに機械的である
・何かの準備に没頭しているようだ

・1人の女
・さきほどの2人の男に拉致された
・監禁され、恐怖に泣き叫ぶ

・さて、どうなる??


どうも。久々に時間が取れてるので少しハイペースに書いております。
今回は『アリス・クリードの失踪』という作品。
いつだったかは失念しましたが、予告を観て興味を惹かれた作品です。

登場人物は3人のみ。そしてこの3人の間でなんやかんや起こるってんです。抽象的な書き方ですみません。でもまぁ作品の特性上あまり前知識を入れてしまうと楽しめないものなので今回はネタバレなしで行きます。故にふわっとした文章になることをお許しください。

私は基本的に少人数とかワンシチュエーションで展開するのが好みなんです。
外人さんの顔が同じに見える病であんまりいっぱい出てくると混乱するとか、
方向音痴なんでいろいろ移動されると気絶しちゃうとか、そんなような理由ですかね。
ってそれは当たらずとも遠からずですが、なんか直感的に好きなのです。

でも、3人しか登場しないって聞かされると少し興味沸きませんか?観ている方を飽きさせずに最後まで3人でどうなるの?と、良くも悪くもハードルが上がって制作サイドにプレッシャーを与えながら鑑賞できると思いませんか?(←意味不明)

と、そんなようなことを考えながら鑑賞に至った本作。
まぁねー。うまいと思いましたよ。プレッシャーに負けずによくやりましたよ。

そうくるか!そうくるか!で、次は?で、その後は?で、どう締める?と、観ている者に次の展開を楽しみにさせようと持っていくのがうまい。特に冒頭10分はやられます。実際、そうくるか!と唸りながら(いい意味と悪い意味両方でですが)そして絶対だまされないぞと喰らいついて観てましたし。負けず嫌いほどうまく惹き込ませるようにできた作品ではないでしょうか。いやーなかなか大したもんです。

でも、ね。でもでもでもでもね。(ここから少しだけネタバレなので未見の方はご注意ください)
最後までテンション高めで鑑賞できるんですが、ね。
最後まで観終わった感想は、なんとも「う~ん…」なんです。内容も内容ですし。むしろ中盤でこの作品のヤマ場は終わってしまうと言っても大げさではないかもしれません。真新しくて意外性のある展開は終盤になるにつれなくなります。でも、観ている方はまだ何かあるのでは?とアンテナを張り詰めた状態ですので余計に鑑賞後のモヤモヤした感情が出てくるのではないかなーと感じました。例えて言うならカラオケに行って友達が「♪マジンガー…」まで歌って曲消しちゃうようなモヤモヤでしょうか。

そんなわけで、鑑賞中は非常に集中して観られるという点でよくできた作品だなと思います。
でもまぁ、一回観ちゃうと、もういいかーってなる作品でもあります。とにかく最初の一回が勝負です。
それもまっさらな状態のがより楽しめるはずです。だもんで、できる限り何も情報は知らずに観てみてください。





にほんブログ村 映画ブログへ   そんなわけで、「失踪」なのですね。
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.29 2012 サスペンス comment0 trackback0

パーフェクト・ホスト 悪夢の晩餐会

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(極力ネタバレは避けてるつもりですが)


某レンタルショップでなにやら興味を惹かれる作品が見つけたギターいぬ。
曰く、『ソウ』シリーズのプロデューサーが手がけたとかなんとか…。
曰く、『ソウ』を彷彿とさせる舞台設定とかなんとか…。
曰く、予想不可能な展開とかなんとか…。
曰く、レンタルできるのはTSU○AYAだけ!とかなんとか…。

…と、久しぶりに「観たい!」と思った作品が登場したので、新作にも関わらず借りて観てみました。

簡単なあらすじはというと、

・銀行強盗をしてきたジョン
・脚にケガを負ったらしい
・警察の捜査網を回避するため、近くの民家に潜入しようと目論む
・とある豪邸を発見し、口八丁で中に入れてもらうことに成功するジョン
・豪邸の主人ウォーウィックは、少しジョンを疑いながらも歓迎してくれた
・どうやらこれからこの家でパーティがあるらしい
・ジョンとしては立場上多くの人が来てはマズイ
・ウォーウィックの様子を窺い、なんとか動きを封じなくては…


ここから展開が一転

・ラジオのニュースをきっかけに正体を現したジョン
・ウォーウィックを脅し、パーティをキャンセルさせる
・しかし、ジョンに急な眠気が襲い掛かる
・目を覚ましたジョンは拘束されていた
・パーティを始めているウォーウィック
・多くの友人とディナーを食べ、談笑している
・だが、ジョンにはどうがんばっても友人たちの姿は見えない
・実際、そこには誰もいないのだ
・お構いなしに友人をジョンに紹介するウォーウィック
・その姿に狂気と身の危険を感じ始めたジョン
・このホスト…なにかおかしい…


すみません、序盤少しネタバレしましたが、こんなのこの作品のネタバレのうちには入りません。
ここから展開が二転も三転もしていきますのでご安心を(←コレがネタバレかな…)。

で、素直な感想はと言いますと、よくわからんのです…。
目まぐるしく変わる展開には「へー」とか「そうきたか」とは感じるものの、
「で、結局、何がしたかったんだ?」って感想だけが残ってしまい、モヤモヤしました。
てっきり「うわー騙されたーちくしょー」と、どんでん返しの楽しさを味わえると思っていたのですが、いかんせん弱いというか理解しがたいというか、釈然としないまま終わっちゃうのでいけません。(まぁ、もともと頭がアレな主人にスポットを当ててるので、終始理解できない行動を見せ付けられたといえば無理矢理納得できなくもないのですが、本当にウォーウィックの意図がわかりませんでした。)(←ネタバレのため反転)

サスペンスとしてはどうだろう??って印象なのはそういった腑に落ちない展開のせいだけではなく、
どこか観ている人をクスッとさせる演出にもあると思います。しかし、コレに関しては好印象です。
ネタバレを避けるため理由は伏せますが、とある場面を境に作品の印象がガラッと変わります。そういうところも狙っているのかどうなのかはわかりませんが、全然サスペンスっぽくないなと感じました。

正直、謳い文句に騙された感は否めないな。特にオススメするほどでもないです。
ただ、ウォーウィック役の俳優さんの演技には好印象を受けました。この人、がんばるなーと。

これから観ようと思っている方、あまりハードルを上げすぎないようにご注意くださいね。





にほんブログ村 映画ブログへ   まぁ、急いで観なくてもいいっす。
.17 2011 サスペンス comment1 trackback0

リミット

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出らんなくなっちった♪

・ポールは目が覚めた
・目を開けているのか閉じているのかわからない
・真っ暗闇
・身体も自由が利かず、蒸し暑くて息苦しい
・感触を頼りに辺りに手を伸ばすと、ライターがある
・点火

・そこは棺の中だった

・手を縛られ、口に猿轡をされた状態のポール
・なんだ、これは…?
・大声で助けを呼んでも応答なし
・突然、足元にあった携帯電話が鳴り出した
・全く状況が把握できないまま、あらゆる場所に電話して助けを求める
・酸素も薄くなってくる棺
・時間がない

・早く、脱出しなくては…!


どうも、ギターいぬです。「目覚めるとそこは○○」だの「限られた時間の中で脱出しなくてはならない」だの「使える道具は○○だけ」だの、どっかで聞いたことのあるプロットなんですが、好きなんです。
俗に言うソリッド・シチュエーションというものでしょうか。絶対に自分は経験したくないなと思うわけですが。
というわけで、その触れ込みに惹かれ鑑賞に至った作品『リミット』の感想です。

結論から言うと、これは賛否がばっさりと別れる作品でしょうな。
何しろ全編舞台は棺の中なんですから。そして登場人物は主人公ポールのみです。ポールの脱出劇を文字通り終始余すとこなく見せてくれます。他の人は電話の出演(動画もいたか)ですから。
本当のワンシチュエーションなのでつまらないと感じる人は本当につまらないと思われると思います。

とはいえ、私は好きですよ。
狭い棺の中なので画変わりしなくて退屈かと思いきやそうでもなく。アングルが目まぐるしく変わり、次から次へと話が進んでいくテンポの良さもあり、一気にラストまでテンションをキープしてくれてると感じました。単純に電話で助けを呼んで救助されて終わりかと思いきやそうでもない(←当たり前だけど)ところが歯がゆくて緊張感と閉塞感が高まります。

電話した相手がことごとくルスだったり、たらい回しにされたりと、電話の向こうの平和ボケした人々の対応がリアルでポールに俄然感情移入してしまいます。意外にテーマも世相をついたものですし。

まぁ深く考え出すと犯人は何故こんな回りくどいことをしたのかとか、棺の広さが状況によって変化してる?とかいろいろアラも見えてくる作品だと思うのでやはり見方によって評価が変わると思いますが。

基本的に私はこういうハラハラ感は嫌いじゃないですし、意外と結末の予想もできないところが良いと思いました。あんまり考えないでスッと入りこめる作品だと思いますよ。そのままラストまで突っ走ってくれますし。ただやはり、あの終わり方は救助隊のバカバカバカーーーー!!!と叫ばざるを得ない!(←オチバレにつき反転!)



にほんブログ村 映画ブログへ   携帯の充電、意外と持つんだね^^;
.14 2011 サスペンス comment0 trackback0

CUBE

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冒頭。男性がところてんにされます。
一気に引き込まれるイントロ。
グダグダ余計な説明なんていらない。具体的にサクッといっちょ見せてくれりゃーわかるってモンだ。

「CUBE」に持ってかれました、My Heart
自分で書いててキモいことに感づいてはいますが、知らんフリします。



構成は非常にシンプル。ワン・シチュエーション/少人数の固定メンバーでラストまで突っ切ります。
舞台は立方体の迷宮。各部屋には残虐性に富んだトラップが仕掛けられていて、うかつに行動できない。

メンバーは、
・角度によってはジョニー・デップに見えなくも無い警官
・医者マダム
・宮崎あおいと国仲涼子を足して2で割った顔立ちのメガネ女子
・やたらアクティブなオヤジ
・あまりに怪しすぎて逆に犯人じゃないってパターンのにーちゃん
・精神に障害を持つ青年
の6人。

なにやら腹に一物抱えてそうな奴ら。

お互いに相手が何者なのかも知らないまま、共通の目標「脱出」に向けて、協力することに・・・。


さて、このメンバーなんですが、それぞれ「意外な一面」を持っています。
アクティブオヤジは実は脱獄マスターだったり、メガネ女子が実は数学にめっぽう強く、記憶力も尋常じゃないという天才だったり。

その各々の「違う一面」が本編が進むにつれ露呈し、いい方にも悪い方にも転ぶわけです。

ある人物の暴走を境にこの脱出劇はさらに加速します。

一度さらけ出した素顔は、もう隠しようがなくなり、人間、いや動物としての生存本能に従い始める。
結局、自分が生き残ればいい。そのために利用できる人間は利用する。


もはやそこにはエゴをむき出しにした動物が1匹。
とても怖いし、なによりもつらくなります。人間って醜いです。

誰しもここまでの極限に陥れば理性は磨り減ってきますよ。そりゃ。


この作品は「極限状態になった人間の憎悪や悪意の醜さ」が描かれてますが、これはゾンビ映画でも同様に取り上げられるテーマですよね。


人間関係の怖さもありますが、私には斬新な舞台設定が非常に気に入った作品です。


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.30 2009 サスペンス comment0 trackback0
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プロフィール

ギターいぬ

Author:ギターいぬ
ホラー・香港・B級映画好きの気弱なギター弾き。


ただの感想なので詳しくは書かない時もあり。ネタバレしてる時もあり。
マイペースに行かさしてくださいませ。

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